各種委員会

当院の委員会を紹介いたします

医療安全管理対策委員会

医療の安全は患者さまの安心に直結します。この委員会では医療の安全管理に関する基本方針を打ち出し、職員に対して医療事故防止の研修を行うと共に、万一の時は速やかな分析を行い、再発予防策を直ちに策定いたします。

倫理委員会

医療倫理は常に医療と共にあります。具体的な個々の医療行為等に関する倫理面での検討を必要とする事項に関してはこの委員会で速やかに検討をし、医療の倫理に関して適切な判断を行います。

行動制限最小化委員会

精神科病院は、医療上必要な時に行動の制限がかかってしまう時もあります。しかし、必要以上の行動制限は人権の侵害となってしまいます。そのため、精神科病院では常に行動制限を必要最小限にするためのセーフティネットが必要不可欠です。この委員会では常に患者さまの行動制限に対して院内監査を行っています。

医療機器安全委員会

医療機器は患者さまの命を繋ぎとめるものでもあります。患者さまに安心して医療を受けていただけるよう、常に定期的な保守点検を欠かさず、最新情報を得る必要があります。この委員会ではそうした普段の点検から情報収集までを責任をもって行っています。

退院支援委員会

早期の退院は早期の社会復帰につながります。この委員会では、やむない事情で入院が長引いてしまっている患者さまを対象に、退院が困難になっている事由を一つずつ解決をしていき、再び地域生活がおくれるように支援をしていきます。

薬事委員会

薬は日々最新情報が更新されていきます。新しい薬の情報だけでなく、正しく運用されているか、必要な薬が当院にあるのか、などを検討しています。

院内感染対策委員会

入院している際に、例えばインフルエンザや疥癬などの感染症などにならないように、もし外出の際に感染症になったとしても、院内に広がらないように対策をする必要があります。この委員会では感染症の予防や対策を行い、安心して入院生活をおくれるようにサポートいたします。

褥瘡対策委員会

ご病状が優れない時は、どうしても寝ている時間が増えてしまい、いわゆる床ずれができやすくなってしまいます。床ずれになってしまうと適切な療養に差し支えが出てきてしまいます。この委員会では、まずは床ずれの予防から、万一なってしまった際のケアまで幅広くサポートいたします。

医療ガス安全委員会

医療ガス(診療に用いられる酸素や各種ガス)設備の安全管理を測り、医療ガスに起因する事故を防止し、患者及び職員の安全と安心に寄与します。

栄養管理委員会

毎日の食事は療養の基本となります。当院では管理栄養士を中心に、適切な食事、さらには楽しみとしての食事、喜びとしての食事など、食事に関する全般をこの委員会で検討、改善をしています。

安全衛生委員会

病院内の安全、衛生状態を監査するとともに、職員が安心して働くことができるように、安全で衛生的な就労環境を監査、検討します。

教育・研修委員会

医療の質を上げていくためには職員の教育・研修が欠かせません。法律上必要な研修から、自発的な研修、その時の患者さまの状態に応じた研修まで、多くの研修を行っています。

虐待防止委員会

患者さまの安全と人権保護を遵守するため、職員の虐待防止や人権に対する意識を向上させる取組みを行っています。
虐待防止計画を作成し、各部署で認識の相違が起こらないよう、組織の基準を統一することも虐待防止委員会の役割です。院内の各部署や相談窓口等と連携を図り、虐待の未然防止に努め、同時に虐待の早期発見や虐待事案発生時の検証、虐待発生後の再発防止策を講じる役割も担います。​

リンクナース委員会

より専門性の高い看護技術や知識について、各病棟スタッフが連携し(リンクさせ)て、精神科病棟における実践的な情報とスキルの共有を目的としています。当院では特に精神科病棟における感染症対策を重点に活動しています。

個人情報保護委員会

厳正な管理が求められる個人情報の中でも、患者さんの病歴や障がいの状態など、その漏洩が深刻なプライバシー侵害につながる、おそれがある医療機関の従事者として、漏洩に繋がる各リスクへの対策を検証し、その啓蒙活動を行っています。

カルテ開示委員会

司法や行政機関、または個人などからカルテ情報の開示請求があった場合、それらの請求の正当性を検証し、開示の可否について検討することを目的として設置されています。

接遇委員会

「選ばれる医療機関」として、病院に関わるすべての方々に「安全と信頼を提供できる」ことを目指して活動しています。「表情」や「マナー」「身だしなみ」といった各接遇スキルを得ることはとても大事なことですが、まずは職員が笑顔で働ける環境作りとマインドセットを心がけて活動しています。

防災委員会

地震、大雨、台風などの天災や、火災や大規模停電が発生した場合などに備えて、医療機関内での自主防災機能を目的として活動しています。罹災時においても、患者さまの健康と安全をまもるための体制づくりを中心に活動しています。